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企業紹介
- ニッタ(株) Namdプロジェクト
- https://www.nitta.co.jp/new_technology/
炭素繊維表面へのCNT独自複合化技術
ニッタ㈱はゴムや樹脂などソフトマテリアルの複合化技術を活かしたメーカーです。
「Namd」は、分散剤を使用しない独自分散技術でカーボンナノチューブ(CNT)を炭素繊維(CF)の表面に、均一かつ複雑に膜形成(複合化)する技術の名称です。界面活性剤などの第3成分の使用量を極力減らし、個々のCNTを単離分散させる「ナノ分散」によりCF表面への均一複合化を実現しました。
この「Namd」技術は、2020年12月の「第4回コンポジットハイウェイ・アワード」におきまして、素材部門のグランプリを受賞し高く評価されました。
主力となる技術や製品など
第2世代複合化技術「2G-Namd」
従来の「Namd」技術を更に進化させた「2G-Namd」を開発致しました。ナノ分散したCNTを不織布状の3次元構造に厚く膜形成することで「Namd」の特性を向上させ、広範囲の用途に展開が可能となりました。
CFと樹脂界面に「高濃度にCNTが添加された樹脂層」を設けることで、CF表面近傍の補強効果とCFRPの弱点であるCFと樹脂の界面接着強度を向上させています。
「2G-Namd」の特性
「2G-Namd」の主な特性を通常CFRPと比較してご紹介致します。
①高い層間破壊靭性(約2倍に向上)
②高いせん断疲労特性(破壊に至るまでの繰り返しせん断回数が約2桁向上)
③高い振動減衰性(高い復元性)
④均一CF分布による引抜成型が可能(CFフィラメントの疎密が発生し難く、
破壊強度が10~20%向上)
これらの特性により、これまで難しかった用途への参入や困り事の解決に期待できます。
「2G-Namd」の用途提案
「2G-Namd」は「Namd」で実績があるスポーツ業界だけでなく、産業用、航空/宇宙、医療など多岐に渡る用途展開が期待できます。
ニッタは既にCFRPをご使用、またはこれからご使用予定のお客様の「現在の機能性を高めたい」、「金属腐食などの困りごとを解決したい」、「新しい機能性を付加したい」にお応え致します。より高い耐久性と高レベルの機能性が求められる用途にご利用頂けます。
企業情報
名称 | ニッタ(株) Namdプロジェクト |
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所在地 | 〒639-1085 奈良県大和郡山市池沢町172 ニッタ株式会社 奈良工場 |
連絡先 | Namdプロジェクト 鬼塚 麻季 Mail:ma_onizuka@nitta.co.jp |
資本金・従業員数等 | 創業:1885年3月18日 資本金:8,060百万円(2020年3月) 従業員:2,938名(連結) |
生産品目 | ①伝動/搬送用ゴム及び樹脂製平ベルト ②道路橋用伸縮ジョイント ③油圧ホース及び空圧チューブ&継手 ④空調用エアフィルター ⑤ロボット用ツールチェンジャー ⑥面圧分布測定用薄膜センサー ⑦RFIDタ |
主要取引先 | 物流機器、工作機械、金融機械、事務機、半導体など各種産業機器関連メーカー |
海外拠点 | アジア:中国、韓国、台湾、シンガポール 、インド、タイ 欧州:ドイツ、オランダ 北米:アメリカ、カナダ 南米:メキシコ、ブラジル |
認証取得 | ISO9001、ISO14001、ISO45001 取得 |
WEBサイト | https://www.nitta.co.jp/new_technology/ |